性について話しましょう―知的障害をもつ人々のために
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本書は、知的障害を持つ人が、自分自身で性のこと学習できるように考えられた性教育の本です。ちなみに本書は、スウェーデンの社会教育機関が作成した性教育教材を翻訳したものです。そのような成り立ちを持つ本書ですが、実際の利用方法としては、知的障害を持つお子さんをお持ちの親御さんや、教育指導、援護、相談業務に関わる人々が、それぞれの理解と実践のために読まれるのが良いでしょう。
その後、養護学校や援護サークルなどの環境で、知的障害をもつ人たちと共に学びの教材として使って行くことで、本書の良さを引き出すことが出来ると思います。
本書を特徴的なものとしているのは、同性愛について触れている点でしょう。「同性愛は危険なことではないこと」「同性愛者に対する最悪の脅かしは、まわりの人たちの態度によるものだということ」といった点に注意を呼びかけています。
その文章や用語の使い方からは若干古さも感じられますが、内容そのものの評価には関係のない程度かと思います。ペッティングやオーガズムのこと、避妊の仕方や性病のことまで、しっかりと触れられています。