もうひとつの青春―同性愛者たち
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様々な個性と経歴を持つ、どこにでもいる20代の7人の若者たち。彼らはありふれた同性愛者です。そんな彼らがHIVの恐怖と戦い、世の不条理に苦しみ、同胞達との関係や支持団体との関係に心を悩ませて行く姿が、著者による永年にわたる丁寧な取材によって真っ向から描かれ、ありのままの迫力をもって迫ってきます。
青年の家で起こったある事件から、都を相手に訴えを起こしていきますが、そこに表れるのは、異性愛者の国“日本”の無理解な姿でした。耳を疑いたくなるような発言から透けて見える、社会の硬直性と差別意識に、やり切れない思いになると同時に、マイノリティの現実というものに愕然とさせられます。あなたも、彼ら7人のすさまじくも切ない青春模様を読み取って欲しいと思います。