性感染症の社会学―わが国における性感染症の動向
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今日、STDが人類にとって最大の感染症となって戦いを挑んできています。「なぜSTDを撲滅できないのか? なぜ今、新たなSTDが登場してきたのか」という疑問を、著者は、STD研究者として長年持っていたと言います。そして、社会学を学ぶ過程で、この疑問を解くカギは「STDの歴史と人間の交流の歴史との関係に見出すことが出来るのではないだろうか」と考察し、卒業論文を経て誕生したのが本書とのことです。
本書は、STDと人間との関わりの歴史を振り返りつつ、変貌するSTDの現状と日本の現状を紹介することを通じ、読者に正しいSTD認識を与えてくれるものです。本書は80ページ足らずのコンパクトなものですが、学術的なSTDの俯瞰には役立つことでしょう。