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美人コンテスト百年史―芸妓の時代から美少女まで

「男が女を隷属させている」というフェミニズム的批判にさらされる美人コンテストですが、著者は、美人コンテストはたかだか100年ほどの歴史しかなく、普及し出したのは1970年代以降のことだと指摘し、「それ以前の時代にも男は女を隷属させていた。今以上に男優位の社会が存在したがミスコンは開かれない」ことを述べています。では、美人コンテストが普及した理由は何なのか、それを探るのが本書です。

著者も嘆息するように、参考文献もなく、先行研究も皆無なこの分野のことですので、結果的に本書は風俗史読み物という風体に収まってしまっている嫌いがあります。しかし、美人コンテストそのものを対象とした書物が僅かである現状、よくまとまった資料としての価値は十分にあるといえます。

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第1章 ミスコンテストのルーツをさぐる
第2章 水着で舞台にあがるまで
第3章 美人市場とフェミニズム
第4章 美人の歴史と女の時代


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社会文化とセクシュアリティを研究する、読書好きの男性です。